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「光の射す方へ進みましょう」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


朝方は気温が低く寒かったですが、
気温が上昇してきて空の雲一つない晴れ間が広がっています。


立春を過ぎ、暦の上では春です。
朝の明るくなる時間、寒さのやわらぎ、空気のさわやかさに
春の近づきを少しずつ感じます。


昨年は、コロナ禍の入り口でまだ見えない敵に不安しかないときだったので
春を感じ、楽しむ余裕はありませんでした。
その中で全国に緊急事態宣言が発令され、ゴールデンウィークも移動を自粛だったので
春の記憶があまりありません。
一年経過し、ワクチンの接種が国内でも今月半ばから始まります。
どれだけの効果があり、日常の生活がどの程度まで戻るのかは
まだ不透明ですが、
今年こそは、春を感じることが少しでもできたらいいなと願っています。


全国の感染者数は徐々に減少しており、
広島市では昨日確認された感染者はゼロでした。
東京を始め9府県は、緊急事態制限が延長されましたが、
快方に向かっているのは確かです。
油断できないとはいえ、こうでも思わないと暗い気持ちを抱えたままになりそうですね。


真っ暗闇の中にいるときは、わずかな光でも見つけようと必死になります。
見えないことは不安であり、前に進もうという勇気も持ちにくい状態です。
しかし、出口を求めて光を求めて、恐る恐る前に進んでみます。
何かにぶつかるとドキッとし、いったん心を落ち着かせてまた前に進みます。
そうして少しずつ暗さに目が慣れてきて
全く視界不良だったのが、わずかに明るくなります。
慣れと安心感が、確実な出口へと導きます。


昨年の真っ暗闇から何度か出口らしきものを見つけては
また暗がりに戻ってしまう、そんな一年であったように思います。
生活習慣、スタイルも変化し、そしてそれが新しい当たり前に定着し
以前の習慣は過去の習慣になったところもあります。
でも、やっぱり取り戻したい風景や習慣もありますね。


この状況の中で、ストレスなく生活できている人はいないでしょうが、
そのストレスから解放される、少し先の風景を思い浮かべながら
いまを進むしかありません。


僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる。


詩人・高村光太郎の「道程」の一節です。
これから人類が何度となく直面する危機に対して
どういう心の状態でそれを受け入れ、乗り越えていくかは
未来を左右します。


なんでも初めて経験するに対しては、苦戦します。
もがき苦しみ、その中から解決の光を見つけていきます。
そしたら、振り返ると道ができているものです。
残念ながら命を落とされる人も少なくありませんが、
人類の長い歴史の中で、困難を克服し未来につなげることを
いまを生きる私たちに課せられた使命です。


助け合い、支え合い、いつか必ず見える出口の光を求めて
進んでいきましょう。


本日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。