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- 「2021年、最後のブログです」
おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
いよいよ年の瀬が迫ってきました。
あと1週間で2021年も終わりますが、
毎年のごとく、今年も年末にきていろんなものが片付かず、
時間だけが過ぎていく、そんなここ数日です。
コロナに始まり、コロナに終わるという残念な1年でもありましたが、
あなたにとってこの1年はどんな年になりましたか？
人は、一度定着したことをまた元に戻すことはなかなかできない生き物です。
コロナ禍で当たり前になった習慣を、元の習慣に戻すことは容易ではありません。
先週のブログでも書いたように、もちろん変化に対応することは大切です。
それが前進するのであればですが。
しかし、時に後ろに下がらないといけない場合もあります。
昨日、政府は2022年度の予算案を決定しました。
一般会計総額が過去最高の107兆円を超えました。
人口は減少しているにも関わらず、毎年、予算規模は膨張の一途です。
だいたい新たな借入を収入とみなして、それ前提で一年間に支出する計画を立てる
なんて、一般の企業でも個人の生活設計でもあり得ません。
もう当たり前になりすぎて、誰も不思議に思わない政治家、官僚たちとは
感覚がズレまくりです。
コロナ禍で経済の立て直し等に必要なものがあることは十分承知していますが、
せめて借入を減らすとか、節約をするなどの努力は見えてもいいと思います。
が、その欠片もありません。
年間収入の15倍もの借金を、いったい、誰がどうやって返すのでしょうか。
「成長なくして財政再建なし」などと、耳障りのいいことを毎度も言ってきましたが、
一向にそれが実現する気配すらありません。
もっと政治家は、いま目の前のことだけでなく、未来に対して責任を
持つべきです。
家族は減っているのに、生活水準を高いままにしておく、しかも借金を莫大に
抱えているのにです。
これがいまの日本の国の状態ですね。
人の生活でも同じで、経営者として高い給料をもらって、その収入でも生活をしていると
もう生活水準をさげることなんてできません。
実際に、自己破産をしながら、それでもできない人も大勢います。
アメリカのプロスポーツ選手が、引退後に6割以上の人が自己破産するという
この数字にも表れています。
「足るを知る」ことの難しさを感じます。
さて、2021年ももう終わります。
先程話しましたように、コロナに振り回される一年でした。
ただ、希望の萌芽も見えてきました。
環境、人権というテーマについては、今年多くの人が目にし、耳にする機会が
増えました。何事も、「知る」ことからスタートします。
一国だけで解決できる問題ではなく、世界が手を携えて、地球規模で取り組んでいかないと
いけないことが増えてきました。
日本の中の自分ではなく、世界の中の自分であるという自覚も
求められてきます。
すべての人が幸せになる、そんな世の中にしたいですね。
理想や夢だけでは生きていけませんが、
でも理想や夢なくして何のために生きていくのか、何のために存在するのか。
来年2022年は、過去最高の一年にしたいと思います。
一年間、とりとめもないブログにお付き合いいただき
ありがとうございました。
お会いしたことがない方も多くいらっしゃいますが、
少しでも共感していただき、気分が晴れて、明日への活力の一助に
なれたら、これほどの喜びはありません。
どうぞ、来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。