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ブログ

 
「北京五輪、歓喜と涙」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


ようやく落ち着いた週末を迎えています。
1月、2月は稼働日数が少ないのでバタバタとしており
このブログも3週間ぶりの更新となりました。


今朝の広島地方はどんより曇っており、雨もこれから降る予報です。
立春を過ぎましたが、寒さは一段と増してきて
広島市内でも今週は積雪が観測されました。
コロナの感染者数もまだ高い水準のままですね。
日本全国で430万人の感染者がこの2年で出ています。
ということは、30人の1人は感染している計算になります。
これまで元気でいることはとても幸運なことで、
うちの会社でも一人も感染者が出ていないことに感謝です。


さて、ブログを休んでいる間に
冬季北京五輪が始まり、そして明日には閉幕します。
ここまで日本選手は大活躍しています。
スピードスケートの高木美帆選手は、一人で4個のメダルをとり
そのうち一つは金メダル。
ジャンプの小林陵侑選手の金メダルも興奮しました。
葛西紀明さんとの師弟関係には感動しましたね。
スノボーの平野歩夢選手の圧倒的強さ。
夏季五輪に比べて注目度は高くありませんが、
やっぱりスポーツには人を感動させる魅力があります。


その一方で、悔しい、残念なことも多くあった五輪でした。
高梨沙羅選手の混合団体での失格は何とも言えないやるせなさを感じました。
本人は試合後にツイッターで「自分のせいでみんな人生を変えてしまった」と
発言していましたが、それだけ彼女自身が五輪に人生を賭けてきた
ということだろうと思います。
国によっては、五輪でメダルをとるだけでその後の人生が保証されるというところも
あります。日本ではそこまではありませんが、
一人で責任を背負い込み、今後の競技生活も考えるとまで深く落胆している姿が
痛々しいです。
女子パシュートの決勝では、最後の最後で高木菜那選手が転倒し
惜しくも連覇を逃しました。
泣きじゃくる彼女をチームのみんなが寄り添っていた姿にももらい泣きしました。
連覇を目指したスピードスケートの小平奈緒選手にもその勇姿に拍手を贈りたいです。


スポーツは勝負の世界なので、勝者と敗者がいつでもいます。
歓喜の笑顔の裏では、その何倍もの悔し涙を流しています。
流した涙が必ずしも報われることはないかもしれませんが、
勝利だけが報わるということでもありません。
その分、強くなり、人として成長しているのは間違いありません。
スポーツに限らず、努力している人には必ず女神がいると信じて
前に進んでほしいです。
いま、必死にもがいている人、血みどろになって努力をしている人、
思い通りにいかずどん底にいる人、自分の存在を取り戻そうとしている人。
必ず光が見えてきます。
あきらめずに、前を見てください。


私事ですが、今週、ついに節目の50歳となりました。
半世紀です。
「50」とか「半世紀」という言葉を発すると
自分の感覚とのギャップに驚きます。まったく実感はありません。
自分の中で認識はありますが、それを言葉にして声に出すと
大きな違和感を覚えます。不思議です。
頭での分かっているのですが、言葉にすると変な感じがします。


振り返ると、人との出会い、つながりがいまに通じていると改めて感じます。
いま、ここでの生活があり、仕事があり、人とのつながりがあるのは
家内のお陰です。家内と出会わなければ、広島にもいなければ、いまの仕事も
していません。当然、仕事を通じてお付き合いしている人とも出会っていません。
そして家内と出会ったのも、人とのつながりからです。
こうして考えると、両親から始まり4人の人の存在なくして
いまの自分はありません。
僕の人生の根幹となる人たちです。
いま付き合いがある人よりも、出会ったけれども付き合いをしていない人の方が
圧倒的に多いのです。もし、縁を継続する人が違っていれば、僕の人生は大きく
変わっています。
そんなことを考えると、人は、人とのつながり、縁のなかで生かされているのだと
気づきます。
だから、感謝の気持ちがより一層強くなります。
50歳になり、今頃ですが、気づいたことです。
いい人生を歩ませていただいています。


本日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
ふっと、外を見るとなんと雪が降っています。
どうりで冷えるなと思いました。
全国的に天候が大荒れとなるそうです。
気を付けて、良い週末をお過ごしください。