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「東日本大震災から11年」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


3月に入り、気温が上昇してきて春を感じます。
風が気持ちよく、自然と心が穏やかになります。
しかし、テレビでみる映像は心穏やかではいられない毎日です。
ウクライナに対するロシアの軍事侵攻は、
日に日にひどい惨状となっています。
目を覆いたくなる現実に、心が荒んできます。


同じ人間なのに、どうしてここまで残忍な行為ができるのか。
理解できません。
ウクライナの国土は焦土と化しており、
それでもロシア軍は手を緩めるどころか、さらに強化しているように思います。
どれだけの人が命を落としたでしょうか。
突然、自分の命の終わりを迎える人の気持ちを考えると
言葉になりません。
一日も早く終わることを祈るばかりです。


それから、昨日、3月11日、東日本大震災から11年になりました。
いまだ2523人が行方不明で捜索は現在も続いています。
そして避難者が3万8000人を超えています。
11年になるのにです。
多くは、福島の第1原発事故により帰還困難区域に住む方ではありますが、
それでも自分の育った町、住んでいた家に帰ることができない現実があります。


昨日まで、地震が起こるその直前まで
普段と変わらない平和な生活を送っていた人が
あの一瞬で人生が大きく変わる。
命に突然の幕が下りる。
そして、こうした現実は、誰にでも起こり得る。
そんなことを気づかせてくれたのは、あの地震であり津波です。
生きたくても生きることができない人がいる。
生きることを自らあきらめる人もいる。


今日一日を生きること、そこには喜びもあれば悲しみもあり
悔しいこともあれば、やりきれないこともあります。
しかし、生きていれば、必ず、新しい一日が始まり
昨日とは違う一日がやってきます。
苦しみのどん底にいても、いつか必ず抜け出せる、光が見える日が来る。
そして、誰かが自分を見つけてくれ、助けてくれる。
そう信じると、きっと生きる希望を失わずにいまを生き抜ける。


命の大切さを考える日。
それが3月11日ですね。
被災者、そして家族や大切な人を失った方にとっては、
どんな11年だっただろうかと、心を寄せることも命の大切さを考えることに
つながります。
昨日よりも今日、今日よりも明日、
きっといい日になると思える。
これが希望です。


戦禍に巻き込まれ、明日の命があるか分からない、そんな状況が現実にあることは
やはり間違っています。
人の命の尊さを少しでも思いやることができるならば
戦争を起こしません。
再考を、自省を、あの国のトップに願うばかりです。


本日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。