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「3本の矢」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


桜の開花の報道が各地から聞こえてきて、この週末あたりが
見ごろかなと思っていましたが、
広島地方はあいにくの雨です。
3月も残り1週間となりました。
まん延防止等重点措置が全国で解除され、人の動きが活発になっています。
こうした日常を気を遣うことなくできるようになると良いのですが、
マスクが取れるのはいつになることやらですね。


さて、昨日、プロ野球が開幕しました。
注目は何といってもビッグボス、新庄日本ハムです。
昨日の開幕戦のセレモニーも、まさに主役でしたね。
でも、こうしてプロ野球が盛り上がることはいいことです。
わがカープは、DeNA戦に見事勝利し、幸先のいいスタートを切りました。
鈴木誠也選手がメジャーに行って、攻撃力の低下は否めませんが
大黒柱が抜けた時こそ、結束すれば新しいカープの打線ができあがるでしょう。
1本1本は弱くても、束になると力が増し、強さを発揮する。
戦国武将の毛利元就が3人の息子たちに力を合わせれば毛利家は安泰だと
結束を誓わせ、「3本の矢」として逸話が残っています。


チームづくりにおいては、とても重要なことです。
会社組織でも同様です。
なぜ、組織が形成されるのか。
一人でできること、そして一人が得意のことは限られます。
自分の不得意のことをだれかに補ってもらい、
それぞれが得意の分野で活躍すると、すごいチームになります。
そこには、相手を尊重するということがもっとも重要です。
人は、相手が自分より上か下か、強いか弱いかで判断しがちです。
でも、そうではなく、お互いのいいところを引き出し、生かせば
どんな人でも不可欠なメンバーになり得ます。


だから、自分の良さを知り、磨き、生かすことが
人生を豊かにすることにつながります。
かといって、周りに寄りかかってはダメです。
依存するのではなく、自立し、一人ひとりが周りを支える力を養うことが大事です。


今年のカープは、毛利元就の「3本の矢」を体現できれば
覇権奪回も現実的になります。
誠也が抜けたいまこそ、結束して大きなうねりを起こすことが
今年のシーズンを左右します。


4月に新入社員が入社してくる会社も多いでしょう。
はじめから戦力になることは難しいですが、
将来、どこかのスペシャリストになるよう育てていけば
きっと、チームに不可欠な存在になっていきます。
人は自分の強みを生かしてこそ、意欲が高まり、主体性が磨かれます。
不得意なこと、嫌なことを訓練しても、
マインドは低いまま、当然、習得性も要する時間も生産性の低さにつながります。
組織においては、適材適所が重要で、個別の育成方針を持つことが
人を活かす組織マネジメントになります。
新入社員たちの未来に大きなビジョンを描いてみてください。


本日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
良い週末を。