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「人、本、旅」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


新年度になり、この1週間は、新入社員研修を多く行いました。
年のせいなのか、1日話し続けるとへとへとになり、
今朝は、いつもの土曜日の朝よりも遅い目覚めとなりました。
時計を見て、自分でもびっくりしました。
平日は、目覚ましをかけていますが、
仕事が休みの週末は目覚ましをかけなくても
ほぼ同じ時刻に目覚めるのですが、今朝は熟睡したようです。
春眠暁を覚えず、でしょうか。
心地のいい季節ですね。


そんな1週間のうえ、毎月、月初めは夜の打ち合わせが比較的多くあるため、
家に帰ってからの時間があまりありません。
正確にいうと、家に帰ってから寝るまでの時間のことで
この時間は僕にとってとても貴重です。
夕飯を食べ、お風呂に入るのは毎日のルーティンですが、
この時間に新聞を読んだり、本を読んだりするので
この時間が短いと、十分な仕入れができないのです。
僕たちの職種では、世の中の動き、企業の動き、経営に関する書籍を読むことは
企業というところの「仕入れ」に該当します。
いい仕入れができないと、いい商品ができない、いいサービスが提供できない、
と考えると、非常に重要なのです。


かといって、新聞の情報は鮮度が大事なので、タイムリーに仕入れる必要がありますが、
その仕入れが追い付かない状態となります。
特に日経新聞は、質も量も豊富なので、僕たちの仕事においては重要です。
しかし、仕入れ時間を持てない週は、未読の新聞が溜まってきます。
片付け下手の僕は、過ぎた日の新聞を読まずに捨てられず
遅れてでも読みたいので、実は、今週はまだ水曜日の新聞を
読んでいる途中です。
それでは、鮮度が薄れて意味がない、と思う人もいるでしょうが、
それでも、読まずに捨てることができません。
ただ、週末は平日と比べると時間があるので、ここで追いつくというのが
調整方法です。


世の中の情勢が刻一刻と変化する現代では、
大きな流れと細かな情報を仕入れておくことは、どんな職種でも重要です。
最近は新聞すら読まないビジネスマンが増えています。
新聞を読んでいないと仕事ができないわけではない、確かにそうですが、
質の高い仕事を目指すのであれば、日経新聞を読むことは不可欠です。
最近、あるお客様企業で、「次世代リーダー塾」を開講しました。
やはり、ここでも、課題図書をだし、文字に触れ、人の考えに学び
自分の思いを持つことのトレーニングを実践します。
これを継続することで、いままで見えなかった世界観が形成されます。


日常、接する人は限られています。
家族以外では、会社の同僚です。
営業等の職種によってはもっとたくさんの人と会いますが、
話す内容は業務に限られることがほとんどです。
もっと深いところでの、思いや思考や哲学について言葉を交わすことなんて
ほぼ皆無でしょう。
思考の幅や、人としての幅を広げる機会は、非常に少ないのが日常です。
だから、本を読む、新聞を読むことは
自分を成長させてくれる貴重なリソースです。


ライフネット生命の創業者であり、立命館アジア太平洋大学の学長である
出口治郎さんが、学びについて話されています。
良いアウトプットをするには、良いインプットが重要。
そのためには3つ。「人、本、旅」と言われています。
たくさんの人に会い、たくさんの本を読み、旅をすることでたくさんの情報に触れる。
何かを変えてみたいと考えている方、
「人、本、旅」です。


本日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
広島ではすっかり桜の花も散ってしまいました。
次は、ツツジでしょうか。
良い週末を。