ブログ
- 「不運」
おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
全国的に不安定な天候が続いています。
今朝の広島地方は、雲が厚くどんより曇っています。
この後は、雨が降る予報もあります。
さて、安倍晋三元総理の死去から1週間になります。
通夜、告別式が執り行われ、事件の現場となった奈良には
連日献花に訪れる人が絶えないそうです。
1週間たち、事件の背景が分かってきました。
容疑者の母親が宗教にのめり込み、その宗教に多額の献金をして
家庭が崩壊した。
安倍さんがその宗教と関わり合いが深いと考えた容疑者は、殺害を計画し
実行した。
大きな流れはこんな感じです。
しかし、これは容疑者の思い込みであり、まったくの誤解です。
何も関係のない安倍さんは、恨みを持たれ、銃殺されました。
不運です。不運としか言いようがありません。
殺害に及んだ容疑者の人生は、辛い、苦しいものだったかもしれません。
本人も過去に自殺を図ったことがあるとの報道もあります。
しかし、それを他人に転嫁しても何も変わりません。
憎しみから生まれるものは何もありません。
世界は変わりません。
怒りがあったとしても、矛先が違います。
死んだらすべてが終わりです。
運命として片づけるには、あまりにも理不尽です。
政治家という、ましては日本の総理を務めた人なので、
日本人で安倍さんを知らない人はいません。
時に、公での発言により不快感を抱かれることは多いでしょう。
支持をする人もいれば、支持しない人もいます。
それも覚悟でやらなければいけない仕事ですから、
命を賭してといっても過言ではないかもしれません。
今回の事件でより一層強く感じることです。
今回の安倍さんの演説中の警護体制に大きな問題があったことはすでに
周知のとおりです。
多くの不運と組織的失態が、この事件を生みました。
やはり、無念です。
岸田総理が、安倍さんの葬儀を「国葬」で行うことを発表しました。
憲政史上最長期間、総理を務められたことから
多くの国民も賛同することでしょう。
改めて、ご冥福をお祈りいたします。
さて、新型コロナウィルスの感染拡大が加速しています。
第6波の時に記録した1日の感染者数の最多記録も
どうやら超えそうです。
落ち着いたと思ったのもつかの間です。
過度に恐れることはないとも言われていますが、それでもはやり感染したくありません。
健康でいることの難しさと有難さを
このコロナが教えてくれるのも皮肉です。
今日から3連休です。
旅行を計画している人も多いことと思います。
対策をとったうえで、休養を取り、気分をリフレッシュしてください。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
ふと外を見ると、雨が降ってきています。
良い連休を。