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- 「銀杏の木」
おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
11月も終わりますがこの時期は、銀杏がきれいですね。
黄色く色づいて、優しい印象を与えてくれます。
同時に、落ちていくはっぱを見ると冬の季節も感じさせます。
僕は銀杏の木を見ると、大学のキャンパスを思い出します。
僕が卒業した大学には銀杏の木がたくさんあり銀杏並木は壮観でした。
ちょうどこの時期は学園祭もあり、学園祭と銀杏の黄色が
とても印象深く、いろんな思い出が浮かんできます。
学園祭ではサークルごと、あるいはゼミの教室、学部、学科ごとに模擬店を出店し、
食べ物や雑貨等を販売します。
3日間ぐらい学園祭はありますが、この期間は夜通しそれはもうにぎやかです。
僕は、毎年学科の活動に参加していていました。
大学の学園祭には一般の方も多く来られるので
その方々に一生懸命販売します。
そして模擬店で得た収益は、その後に行う学科の合宿の予算になります。
合宿といっても、ほぼ遊びでしたが。
でも、とても楽しい思い出です。
一般的な大学生と違って（？）、勉強もしっかりやるクラスでしたが、
その分、いやそれ以上に遊びも一生懸命でした。
学業に励み、バイトで社会勉強をし、サークル活動では人間関係を築き、
そして、遊びで偏らない人間の幅を広げる。
「大学生活4本の柱」
という独自の理論を教えてくれたのは、僕の恩師の三輪伸春先生です。
専門は英語学で、この世界では非常に著名で、
学会3本の指に入る偉大な先生です。
その偉大な先生でしたが、とても気さくでよく一緒に遊びました。
トランプで大富豪というゲームを当時、時間を忘れてしましたし、
食は麺類が大好きでいろんなお店に連れて行ってもらいました。
僕が当時一人ぐらいしていた部屋にも来られて
一緒に鍋をしました。
いまでも三輪先生とはお付き合いさせていただいており、
なかなか直接会う機会はありませんが、声は聞いています。
銀杏の木から、大学時代に話になりましたが、
みなさんにも花や木、それから音楽、テレビ番組等から
自分の思い出がフラッシュバックすることないですか？
銀杏を見ると、大学時代に気持ちが戻る気がします。
その銀杏ももう散り始めているので、いよいよ冬に突入します。
現在、カタールではサッカーのワールドカップが行われています。
1次リーグの初戦で、日本は強豪のドイツに勝利しました。
テレビで見ていましたが、前半はとても勝てる気はしませんでしたが、
後半はまったく別のチームになったかのように攻撃的で
逆転劇の原動力になりました。
今週はこの日本の勝利でテレビも新聞もいっぱいでした。
カタールのドーハといえば、日本人には「ドーハの悲劇」として
語り継がれていますが、どうやら「ドーハの歓喜」へと変換したようですね。
過去の記憶もこうして上書きされるのでしょうが、
でも、過去があるから現在があり、未来へとつながるのも事実です。
僕も大学時代のあの時間があったから、いまがあると言えます。
そう考えると、人はいつでも原点に戻ることは可能です。
サッカーの日本代表は、あのドーハ悲劇から現在の強いチームへと成長した
のは事実であり、あの悔しさが日本サッカー界の原点でもあるでしょう。
明日は今日とは違う一日がやってきます。
どんな未来が待っているのか、ワクワクします。
来週からは12月です。
今年、どんな思いをもって一年のスタートを切ったか
もう一度振り返ってみようと思います。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
みなさん、よい週末を。