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- 「坂本龍一さん、死去」
おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
広島地方はこの数日が雨だったので、すっかり桜も散ってしまいました。
1年間で花が咲いている期間はほんのわずか。
でも必ずこの時期に花を咲かせます。
それでいて樹の寿命は長い。
何より多くの人を喜ばせ、愉しませてくれます。
そのために1年間、力を蓄え続けるなんて、桜ってすごいですね。
人を喜ばせる時間が短いのは難点ですが、
人として、こんな人になれたらいいなと思います。
先日、音楽家の坂本龍一さんがお亡くなりになりました。
偲ぶ声が多方面から世界中から寄せられています。
どれだけ偉大な人だったかが分かります。
どれだけ多くの人に影響を与えてきた人だったのかが分かります。
どれだけ愛されてきた人だったかが分かります。
残念ながら、坂本さんの生前のころを僕は詳しく知りませんでした。
作曲家であること、YMOのメンバーであること、元奥様が矢野顕子さんであること
そして、娘さんが坂本美雨さんであること、
有名な曲、「Merry Christmas Mr.Lawrence」は坂本さんが弾くピアノの音ともに。
僕が知っている坂本さんは、ほんのわずかですが、
ニュースでも報道されていたように、脱原発などの社会活動にも精力的に参加されて
いて、何より人の心にいつまでも響き渡る音楽をつくり、ピアノを弾く。
そして、多くの人に慕われていました。
がんを患ってからの闘病中も曲を作り続け、ユーチューブで配信されています。
その姿に悲壮感はなく、いまみると落ち着いていて、静かに、少しずつ自分の命を
閉じようとしているように見えます。
未来を生きる私たちへのメッセージであり、坂本さんに希望を託された
そんな感じがします。
いま、坂本さんのピアノの曲を聴きながらこのブログを書いています。
とてもやさしい音で、やさしい曲で、心が癒され、安心感を抱きます。
日々、たくさんのことがあり、感じ、考え、苦闘しながら
みんな生きています。
エゴや、欲望、偽善、保身。
でも人はこうして自分を守っていないと、いまを保ち生き続けることができない
そんな弱い存在でもあります。
坂本さんの曲とピアノの音色に、そんな弱い自分が、愚かな自分が
癒されます。
きっと、坂本さんが亡くなられたこれからも、坂本さんの魂や曲は
この世界に残り続けていくのだと思います。
桜のように。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございます。
良い週末をお過ごしください。