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「G7広島サミット開幕」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


昨日から、広島で主要7か国首脳会議(G7広島サミット)が始まりました。
車の交通量を減らす協力を市民に対して行っていたこともあり
車の量はかなり少なく、交通規制がないところはスムーズに進みます。
一方で、街の中心部は、警察車両のほうが多いほどで
道路の規制はかなり厳重です。
テレビのニュースでご覧になった方も多いと思いますが、
2車線あれば1車線は警察車両が占領し、走行できない状態にしています。
また場所によっては警察官が一列にずらりと並び、
人の壁をつくっているようなところもあります。
地元民からすれば、物々しく迷惑であり、僕もそう思っていました。


しかし、昨夜、テレビでサミット開幕のニュースが流れるのを見ていると
やっぱり感慨深い思いに至りました。
主要先進国のトップたちが、この広島に集結し
原爆資料館や宮島にある厳島神社を参拝している姿には
感動します。
折しも、ロシアがウクライナに軍事侵攻し、核の威嚇を繰り返す蛮行を
振るっている最中であり
だからより一層、平和への願い、核廃絶への思いが募ります。


そのウクライナのゼレンスキー大統領が、当初はオンラインでのサミット参加の
予定でしたが、どうやら来日し広島サミットに対面で出席するようです。
その際、原爆資料館への訪問も想定されています。


広島は岸田総理の地元です。
その地元広島、世界で唯一の被爆地である広島でサミットが行われる意義とは何か。
きっと理由があるはずです。
であるならば、「核なき世界」に向けて世界の主要国が手を携え
前に踏み出すことだと思います。
そのための原爆資料館への訪問であり、慰霊碑での献花であり、
被爆者との面会であったと思います。


首脳たちは、何を感じたでしょうか。
核を持たない日本も米国の核の傘で守ってもらっているのは事実です。
原爆投下が戦争を終わらせたのも一定の理があるでしょう。
核を持つ国と持たない国の考えの溝が大きいのが現実です。
しかし、二度を核による惨禍を生まないために
日本こそが核なき世界へのリーダーシップを取れる唯一の国でもあります。
今回のわずかに一歩が大きな一歩になることを願います。


サミット開幕前は、仕事や日常生活に支障が出ることに煩わしさを感じていましたが、
もっと大きな視点で考えないといけないと自分の思いの低さを感じました。
近視眼的になると目の前のことしか考えることができずダメですね。
大きな視点から物事を見る眼をもっと養うことが大切だと
改めて気づかせてもらいました。
明日まで行われるサミットが、事故なく無事に終わることを願います。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。