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「人としての魅力」


みなさん、おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


3月に入りました。
今日は、ひな祭りですね。
うちにも可愛い愛娘がおりますので、いつもにも増して優しくしたいと
思います。


さて、平昌五輪が終わりましたが、メダリストの凱旋帰国に対する
注目度はまだまだ高いですね。
特に、カーリングのLS北見。
地元の北海道北見市常呂町では町をあげて帰りを迎えていました。
ちょうどテレビで見ていて
出迎える地元の方の温かさと選手たちとの一体感に
思わず涙が出ました。


常呂町という地名を今回初めて知った方も多いと思いますが、
まさに地域活性化、街おこしですね。
あんな田舎町から世界に羽ばたく選手が生まれ、
しかもそこを拠点に五輪を目指していたことは
「素晴らしい」の一言です。
メンバー5人が全員北見市出身で、自分のためだけでなく
「街のみんなのために」という思いが、今回の好成績につながったのは
疑いがありませんね。


日本は東京五輪に向けて、国をあげてナショナルチームを作り、
最新のトレーニングセンターをつくり、資金面でもバックアップ体制が以前に比べると格段に上がっています。
そこから今回もメダルや好成績につながっています。
しかし最新の設備や資金面での支援体制だけでなく、ハートが大切であることは
多くのメダリストが体現してくれました。


一方で、絶対王者として最強を誇った選手の崩れる瞬間も目にしました。
木曜日、ボクシングの山中慎介選手がマットに沈みました。
「神の左手」として恐れられた山中選手も35歳。
体力のピークはとっくに過ぎていますが、それでも世界のトップに居続けました。
リベンジを目指した一戦に、またも相手の失態があり万全の状態で迎えることは
できませんでしたが、
それでも一ファンとして、あの山中が何度もダウンし、あっけなく敗れるなど
想像もしていませんでした。


ボクシングを知らない方も、全盛期の強さを見ると震えると思います。
そのくらい、強く、美しいボクシングで
多くのファンを魅了してくれました。
だから、とても寂しく残念でした。


栄枯盛衰という言葉がありますが、
栄えるものもいつかは衰えがやってくるのですね。
スポーツ選手の輝きが永遠に続くわけではないことは当然ですが、
どんな選手でも最後はやってきますね。
しかし、それは選手としてであり、人生の終わりを意味するものではありません。


引退したスポーツ選手には、俗にいう第二の人生があります。
体力や技術には衰えがありますが、
技とともに磨いた精神には衰えはありません。
その精神は、生涯の自分を支えてくれるものです。
これは、すべての人に言えることです。


仕事も同様で、いい仕事をする人には、いいハートが備わっています。
技術以上に、その人間性に人は惹かれ、一緒に仕事をしたいと
思うものです。
人間としての魅力を高めること、これが学びであり修行ですね。


LS北見の選手たちが、地元であれだけの大歓迎で出迎えられるのは
メダルを取ったこと以上に、彼女たちの人としての魅力があるからだと
思います。
小平選手も同じく、人としての魅力が世界で称賛されましたね。
日本人として誇らしく思いますね。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。