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- 「豪雨災害から一週間」
みなさん、おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
この一週間、広島の状況は一変しました。
空は、毎日ヘリコプターが飛んでいて、外に出るとエンジン音が
聞こえてきます。
道路はところによって渋滞が続いています。
一週間前、このブログを更新したときは、ここまで被害が広がっているとは
思っていませんでした。
時間が経過するとともに、被害の甚大さを知り、心を痛めることもあります。
お客様のところでは、自宅が浸水したり、ボートで救出されたり、
家に帰れずに会社で寝泊まりしたり、友人・知人宅に避難したりと
厳しい環境を強いられている人がたくさんいます。
そして、この一週間は気温が一気に上昇し、真夏日が続いています。
いまも行方不明の方の捜索が行われており、学生たちもボランティア
活動に参加しています。
誰だって、自分の時間や空間を侵されたくありません。
でも、いざとなったときに、こうして助け合う気持ちがあるのは
人の素晴らしさです。
インフラが寸断され、ライフラインも途切れたままの地域もあります。
ようやく、高速道路や国道が開通したところもありますが、
まだまだです。日常の風景が戻るまでは時間を要します。
本来であれば、海の日を含めた3連休です。
家族で出かける予定があったところも多いはずです。
当たり前の日常が一日も早く戻ることを願うばかりです。
どうか、みなさん、今回の豪雨で被災した街のこと、人のことを
少しだけでもいいので思ってください。
行動することが大切ですが、みんなが同じようにもできません。
人と同じである必要もありません。
思うことが必ず次につながります。
今回話をした被災者の方が
「命があるだけで恵まれている、幸せだ」と言われます。
そんな感情を抱くことなんて、そうあることではありません。
でも、どんな心境なのでしょう。
「命があるだけ恵まれている」とは。
物はあふれ、成熟した社会のなかで、人間はそれでも物欲があり
いろんなものへの欲望は尽きません。
もっともっとと望みます。
そんな時代の中で、「命があるだけ恵まれている」という境地に
立つことは、経験していない人には想像できないかもしれません。
だから、思うことが大切です。わからないかもしれませんが、
被災者の方がどんな気持ちでいまいるのか。
幾度となく自然災害を見て、聞いてきた私たちですが、
その影響を受ける人と全く受けない人に分かれます。
自分に身に起こらなけば、それは対岸の火事で、
大きな生活の変化はありません。
受け入れることは本当に難しいと思います。
これからも、こうした災害はどこででも起こり得ます。
いつ、自分がその状況に置かれるかもわかりません。
だから、思うことが大切だと思います。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。