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- 「平成最後の年明けに」
みなさん、おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
2019年が幕開けしました。
平成最後の〇〇というのが、最近の枕詞となっていますが、
文字通り平成最後の正月となりました。
今年4月には天皇が退位し、5月には新天皇が即位されます。
昭和から平成に変わったとき、
僕は高校生でした。
昭和天皇の体調が悪く、療養されていたというのは記憶にあります。
そして年が明けてすぐに天皇崩御のニュースが流れ
すぐに天皇が代わりました。
学生だったのでそれほど関心もなく
ただテレビ番組が、その関連ばかりだったことを記憶しています。
平成の30年間は、僕らの世代にとってはまさに青春時代であり
また、いちばん社会と向き合ってきた時代と重なり
平成天皇に対しても身近に感じます。
それは、おそらく、平成天皇が国民に寄り添い、国民の近くにいるという
主義を貫かれたからだろうと思います。
災害が起こると必ず被災地に赴き、被災者を励まし、
また太平洋戦争で命を落とした多くの日本人に追悼を捧げるため
戦地に赴く姿を見てきました。
二度と戦争を起こしてはいけないという天皇の思いが
その姿から伝わってきました。
80歳を過ぎてなお象徴として国家国民のために精力的に動かれてきた
事に対しては、本当に尊敬します。
また、昨年末の誕生日の際に天皇がお言葉で述べられていましたが、
美智子妃殿下に対しても同様の思いを抱きます。
民間人として天皇家に入り、そのお役目を長年果たしてきたその苦労は
僕らには想像できないところです。
でも、いつも天皇に寄り添い、献身的なそのお姿は
多くの国民にとって共感するところです。
新しい年が始まりましたが、
ただ年が変わるだけでなく、時代の転換期を迎えているように感じます。
世界情勢は混沌とし不透明感はますます増しています。
単純にみると、どこの国も「自分の国さえよければいい」という
自国中心主義に陥っているように見えます。
本当にそれでいいのでしょうか。
こんなことを繰り返していたら、いつかそのツケが自らに及ぶように思います。
人として正しい道を進むことが
より良き社会を形成につながると信じています。
そのために一人ひとりができることはたくさんあります。
まず、自分の仕事が何なのか？
それが社会にどう役立つのか？
こんな単純なことから考えてみたいと思います。
2019年が皆様にとって輝かしい一年になることを心から祈っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。