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- 「使命とは、命の使い方」
みなさん、おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
桜の花も咲き始め、日増しに気温が上昇してきました。
昨日は、プロ野球も開幕し、またカープの試合に一喜一憂する日々が
戻ってきました。
カープファンにとっては待ち望んだ開幕で、
昨日は昼間からカープのユニフォームを着たファンを多く街で
見かけました。
ご存知のように、広島のマツダスタジアムでのカープ戦チケットは
プレミアム化しており、なかなか手に入りません。
今年のチケット発売日は、ニュースになるほど
大混乱を起こしたほどで、
そのカープの試合を観戦に行ける人が羨ましく思います。
さて、その開幕戦。何といっても注目は、
カープ3連覇の立役者の一人、2年連続ＭＶＰに輝いた
丸佳浩選手が、ＦＡでジャイアンツに移籍し
開幕戦でいきなりカープの地元マツダスタジアムで対戦することでした。
結果は、4打席4三振。
開幕投手に指名された大瀬良大地投手が、完璧に抑えました。
終盤までの緊迫した投手戦を制し、カープの2019年度がスタートしました。
カープファンとしては、会心の勝利で、気持ちよく週末を迎えることができました。
先日イチロー選手が引退しました。
僕たちがカープに勇気と元気をもらい、明日への活力となるように
イチロー選手は日本人だけでなく、世界の野球ファンを熱狂させてきました。
そのイチロー選手の引退に際し、チームメイトのディー・ゴードン選手が
地元紙「シアトル・タイムズ」に敬愛するイチロー選手への感謝広告を
掲載したことがニュースで報じられていました。
この全文を読みましたが、心を打たれます。
ファンだけでなく、メジャーリーガーをも勇気づけている選手なんて
そういません。
イチロー選手が引退会見で、アメリカに来て自分が外国人になったことで
人の心を慮ったり、人の痛みを想像することができるようになったと言っていました。
この言葉が非常に印象的です。
人が生きるのは何のためか。
一つの解だと思います。
ディー・ゴードン選手の感謝広告の文面を読んで、さらにイチロー選手の
人間性を感じました。
とともに、ディー・ゴードン選手のファンになりました。
東京ドームでも涙を流していたあの選手です。
来週から新年度です。
数本の新入社員研修の仕事をいただいております。
今回の研修のテーマは、
「感謝、使命、自責」です。
その一つの「使命」。
使命とは、命の使い方のことだと先日読んだある本に書いてありました。
読んで字のごとくですが、こんな風に考えたことがなく、目から鱗でした。
英語で表現すると、ミッションといいます。
企業でも経営理念の表現の仕方を、ミッション、ビジョン、バリューという
言い方をするところもありますが、
ミッションからは想像されない「命の使い方」です。
神から与えられたこの貴重な、何物にも代えがたい命を
どう使うかを僕自身が自分に問うことができました。
「何のために働くの？」
この問いに対して多くの人は、
「お金のため、生活のため」と答えます。
もちろんそうです。
しかし、人間として生まれ、社会人として仕事に従事する。
この経験を通して、「お金や生活ため」だけでは
人生に彩がなく、輝きがなく、この言葉を聞くたびに
寂しい気持ちを持っていました。
人間はもっと素晴らしいし、人生はもっと素晴らしいと
一人でも多くの人が感じられる、そんな世の中になったらなぁと思っています。
新入社員の研修を通じて、一つでも何かを伝え、感じてもらえたらと思います。
それが、僕の仕事です。
さて、3月も明日で終わりで、明後日から4月です。
そうです。新元号が発表されます。
来週からは、もう新元号モードでしょう。
でも、まもなく幕を閉じる「平成」への思いも
持ち続けたいですね。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。