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「新元号、令和」


みなさん、おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


広島は、桜が満開です。
この週末が見ごろだと思います。
天気もいいので、今日は絶好の花見日和となりそうです。
家内と話をしていませんが、
花見に行きたいなと思います。


さて、新年度が始まり、新しい元号も「令和」に決まりましたね。
みなさんの印象はどうですか?
「令和」の語感にまだしっくりきませんが、
優しいイメージはしますね。
特に「令」という字には、これまでの元号の文字と比べると
角が取れて力まない、そういう意味では安倍さんが言うところの
「人々が美しく心を寄せ合う・・・」が
馴染む文字に感じます。
それから、これまでは中国の古典に由来する元号ばかりでしたが、
はじめて出典が日本の古典から採用されたのは
現代の政治情勢を映しているように思いました。


明治以降、天皇が代わるごとに改元する「一世一元」の制度の下
元号が国民により身近になったのは確かだと思います。
テレビで明治生まれのおばあちゃんが出ていましたが、
このおばあちゃんは、明治、大正、昭和、平成、そして令和と
実に5世代を生き抜くことになります。
すごいですね。


「平成」に慣れ親しんだ世代である僕にとっては、
やはり「平成」が幕を閉じるのは、寂しいですね。
ところが最近の履歴書をみると、元号でなく西暦で生年月日を書く
人が増えています。
日本でしか通用しない元号でなく、グローバルに通用する西暦を
使う人が増えてきているのも、時代の流れを感じます。


「平成最後の」という枕詞も、もう3週間余りしか使えません。
4月30日の「平成」の終わりをどう迎え、どう感じるのか。
そして、翌日の5月1日の「令和」の始まりに
どんな思いを抱くのか。
折しもおそらくもうやってこないであろう超大型連休の真っ只中で、
祝賀ムードは漂っているでしょう。


昭和から平成に変わるときは、昭和天皇の崩御による改元だったため
自粛ムードの中でした。
まだ学生時代だった僕の記憶では、暗い感じでした。
だから、今回の祝賀ムードの中での改元は、初めての経験とはいえ
ワクワクします。


さて、「令和」の時代が幕を開けるにあたり、
社会の問題は山積です。
社会課題といわれる諸問題が生じ、広く認知されるようになったのは
平成の時代でした。
「SDGs」。
国連が2015年に定めた「持続可能な開発目標」というものがあります。
たとえば、「貧困をなくそう」、「飢餓をゼロに」、「すべての人に健康と福祉」を、
「質の高い教育をみんなに」など、
人類が長きにわたり発展していくための課題です。


いま、いろんな企業がこの社会課題を解決するための取り組みを始めだしています。
自国だけでなく、自分だけでなく、
世界が手を携えて、人類の歴史を作っていこうとするこの考え方に
強く賛同し、貢献したいと思います。
いま世界は、保護主義、自国第一主義に陥っています。
しかし、それでは世界的な課題には対処できず、むしろ自然の前に
人類が屈する機会が増えてきます。
自分にできることを世界75億人が一人ひとり取り組むと
素晴らしい世界になります。
国連の「SDGs」をネット上ですぐ見られますので、
機会があれば一度ご覧になってください。


「令和」の時代は、この社会課題を解決する時代としていきたいです。
素晴らしい時代の幕開けを楽しみにし、そして素晴らしい時代としていきましょう。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。