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2024.04.27

おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


今日からゴールデンウィーク突入です。
人によっては最大10連休。
初日の広島はあいにくの曇り空。朝方は雨もぱらついていて
気温も少し低めですが、むしろ過ごしやすいくらいです。
昨夜のニュースで、今年のゴールデンウィークは各地で気温が上がり
暑い日が続くといっていたので、このくらいがちょうどいいなと個人的には
思っています。


でも、10連休は長いですね。
若い人には休みは長ければ長いほどいいのでしょうが、
この年齢になると逆に時間をどう使うかは難しくなります。
適度に仕事をして、適度に自分の時間を持てるぐらいが良いように思います。
そう考えると、定年になり、仕事のない生活が毎日続くことを想像すると
ちょっと怖くなります。
仕事をやめると急激に老けていくのも分かります。
心に張りがなくなり、おそらく緊張感がないと若さは保てないのかもしれません。


女性も男性も人に見られるということは、心に緊張感を持ち
心身が活性化される効果があるのだろうと思います。
だから、定年後のことをいまから考えて、時間をどう使うかの準備をしておくことが
大切です。


最近、死ぬまでにやることを考えるようになりました。
テレビドラマで、病気で余命を宣告された主人公が、死ぬまでにやることリストを
つくって、それを一つひとつ実行していく様子を描いたものがあり見ていました。
ドラマの主人公は、明確に医者から何か月と告げられていたので時間軸としても
分かりやすかったのですが、
僕たちは自分が何歳まで生きるかなんてわかりません。
でも、その時が突然訪れるかもしれないと思うと、やりたいことはなるべくたくさん
しておこうと思うようになりました。
まだ頭の中で考えているだけですが、
経験したいこと、行きたいところ、食べたいもの、会いたい人だけでなく、
自分の身の回りの整理や遺すものの整理など
考えると結構たくさん出てきます。


元来、僕は死ぬのが恐く、できるだけ長く生きたいと考えています。
でも、50歳を過ぎると人生も折り返し、
これまで生きてきた年数よりもこれから生きられる年数の方が短くなってきます。
人生100年時代とは言いますが、これから生まれてくる子たちは現実的な社会に
なるでしょうが、僕らの世代ではまだそこまではないでしょうから、
やはり死というものを考えずにはいられません。
そんな年になってきました。


地球はこんなに広くて大きいですが、一生のうちで人が動くのはそのわずか点ぐらいの
エリアです。
世界に80億人の人口がいますが、一生のうちに出会うのは多くて数万人でしょう。
そう考えるとせっかく生まれてきたのに、もったいないと思います。
もっと世界は広いんだと実感したいです。


先日、人口戦略会議が、全国の市区町村のうち4割超の744自治体が
消滅する可能性があると報告しました。
広島でもいくつかの町が、消滅可能性自治体になっています。
人類は長い年月をかけて、脈々のその生命をつなげてきましたが、
このままではいつかそれも尽きるのではないかという一種の警鐘だと思います。
さらに驚く数字があります。これから単身世帯が増加してきます。
特に高齢者の一人暮らし世帯で、現在はその原因の多くは死別だそうです。
それが、2050年には、65歳以上の男性の6割が結婚をしない未婚の人になるという
推計です。女性でも3割です。


高齢者の一人暮らしは、いろんな面で制約を受ける機会が増えるそうです。
生きている間もそうですが、死後も同様です。
誰が死後の整理をしてくれるのかと考えると不安が増します。


そんなことを考えると、死への準備も大切だなと思います。
このゴールデンウィークもあと何度迎えることができるのか、
それも自分が元気な状態で。
そう考えると、「楽しもう」と結論はなるわけです。
生きている間は、たくさん笑い、たくさん感動し、たくさん気持ちよくなる。
これに尽きます。


みなさん、楽しいゴールデンウィークを過ごしてくださいね。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。