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- 「近視眼的過ぎる現代人」
みなさん、おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
曇り空の広島です。
ことしもこの土曜日の時間をのんびり、時に忙しく過ごしてきました。
2019年も幕を下ろす時間が迫ってきていますが、
ことしがあと10日で終わるという感覚はまだないです。
最近、体力が低下してきたのか、夕方になると疲労感が以前より増しています。
家に帰ってからの時間の使い方が不満で
読みたいものを読む時間を失うことが増えました。
ことしはジムに通う時間が増え、筋力の低下はそれほどないはずですが、
脳の疲労が強くなった気がします。
来年は、その時間の使い方も変えたほうがいいかなと考えています。
さて、今朝の新聞を読んでびっくりした記事がありました。
「裸眼視力1.0未満の小学生の割合が31.4%」
え~こんなに多いのという感じです。
中学生では54.6%、高校生に至っては66%です。
毎年増え続けているようで、僕が小学生だったころが統計として20%前後です。
クラスでも眼鏡をかけている人は、ほんの数名だったと記憶しています。
いまは、僕もコンタクトレンズを装着していますが、
小学生の頃は視力も良かったです。
だから、この記事には驚きました。
視力が良い時は、眼鏡をかけている人が賢く見えて
眼鏡かけたいなと子供のころは思った時期がありましたが、
いざそういう生活になると不便なことも多く
なによりも見えないのはストレスにもなります。
見えないと認識ができません。
面倒くさくなります。
見るのを止めてしまいます。
こんなパターンです。
考えてみると、これは視覚だけのことではありません。
仕事でも、日常の生活の中でも
同様のことは起こり得ます。
分からないと認識できないため、分かろうとすることが面倒くさくなり
しまいには分かろうとする努力を止める。
分からないこと、知らないことを知ることが成長にとっては重要なので
途中であきらめることは自分の成長を阻害する要因にもなります。
そう考えると、好奇心や向上心は大切です。
人の成長には欠かせない性質です。
人間は目に見えるものだけで、物事を判断しますが、
実は見えない部分に本質があることが少なくありません。
人もそうで、見えるのは姿だけであり、頭の中、心の中は目に見えません。
だから、相手を理解しようとする気持ちを持ちます。
その気持ちがないと、心が通じることもなければ
いい関係を作ることもできません。
でも、昨今では、AIで人の気持ちや考えていることを認識する技術が
開発されています。
どこまでAIが認識し、そして人間のように関係性を築くことまでできるのかは
分かりませんが、やはり人と人との関わり合いは今後も大切にしたいです。
今朝の記事には視力の低下の原因に、外で遊ぶ時間が少なくなり遠くを見ることが
なくなったことが挙げられていました。ゲームのやり過ぎもあるかもしれません。
どちらにしても、近くしか見ないことがその原因にあるように思います。
自分も含めて現代人は、近視眼的過ぎるのかもしれませんね。
今の延長に未来があるのは確かですが、いまだけを見て行動するのではなく
未来を見ながらいま何をすべきかを考えると
視野が広がります。
心の目を鍛えたいですね。
残り10日間です。
いよいよ世間が忙しくなってきます。
まずは無事に新年を迎えられるよう、気を付けてください。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。