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- 「大谷翔平選手、快挙！」
おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
広島地方は秋晴れのいい天気です。
誰もいない静かな事務所で、ひとり週末を迎えているこの時間は
ホッとします。
今年ももう残り40日余り。
320日以上過ごしてきましたが、
振り返ろうとしても、この1年どんなことがあったか
すぐには思い出せないですね。
でも、この人の活躍はすぐに映像として記憶から流れてきます。
大谷翔平選手が、日本人として2人目のメジャーリーグの最優秀選手
（ＭＶＰ）に選ばれました。
しかも満票で。
打者としてはリーグ3位の46本のホームランを打ち、
ピッチャーとしては9勝を挙げ
盗塁も26盗塁を記録。
文字通り、今年「世界一」の選手だったということです。
子供のころ、日本のプロ野球のシーズン終了後、メジャーリーガーの選手たちが
日本のチームと試合をする日米野球というものがありました。
テレビで見ていても、パワーの差は歴然で
日本の一流ピッチャーの球が簡単にホームランにされる場面を
たくさん見てきました。
だから、日本のチームが大敗することも多く
メジャーリーガーって、すごいんだなぁと子供のころは思っていました。
そのすごいメジャーリーガーを代表する選手になった大谷選手。
隔世の感があります。
大谷選手は、日本人として二人目のＭＶＰですが、
一人目はご存知イチロー選手。
イチロー選手は、安打製造機といわれるほどでヒットが多かった選手です。
足も速かったので、内野ゴロだと思われたあたりをヒットにする。
それでシーズン最多安打を記録しました。
でも、大谷選手はパワーヒッターです。
ホームランの数でメジャーリーガーと肩を並べるなんて
信じられません。
ピッチャーとしては、二けた勝利の10勝の手前だったので
少し残念さが残りますが、来年に向けての楽しみにもなります。
大谷選手が日本のプロ野球に入団した当初、
野手と投手の二刀流は難しいと多くの人に言われていました。
その困難と言われた道で、予想を覆し、しかもメジャーでも二刀流で結果を
残すとは、人並外れた意志の強さが見えます。
大谷選手を見ていると、本当に野球が大好きだということが分かります。
野球少年がそのまま大人になって、遊びの延長でプレーしているように
見えます。
だから、とにかく「楽しそう」です。
打って、投げて、走って。
「好き」に勝るものはないですね。
好きだから、どんどん上手になる。
上達するから、また面白くなる。
この好循環が大谷選手をつくったともいえます。
これって、仕事も同じですね。
好きな仕事をしていたら、楽しくてワクワクして
もっとうまくなりたい、もっと仕事ができるようになりたいという気持ちが
強くなってきます。
だから、勉強し、学び、技術をあげようと努力します。
その努力が、結果につながると、また面白くなる。
でも、こうした好循環を自分の仕事の中で描ける人はごくわずかです。
好きなことを自分の仕事にできればいいのですが、
それも一握りの人。
夢をあきらめないことも大切ですが、視点を変えて
いまの仕事を好きになることも大切です。
何か一つでもいまの仕事で楽しいこと、面白いことを見つけることの方が
好きなことを仕事にするよりも早道かもしれません。
思い通りにいかないことが多い人生ですが、
働く人にとって、仕事は人生のなかで多くの時間を占めます。
人生の大部分は仕事をして過ごします。
その時間を有効に使うということは、人生が充実することにつながります。
いま、仕事になんの楽しみも面白みも感じていない方、
少し考え方を変えてみると、光が見えてくるかもしれません。
大谷選手にとってこの2021年は、素晴らしい一年になりましたが、
でもここがピークだとは思いません。
来年はどんな活躍をしてくれるでしょう。
ファンにとっては来シーズンの開幕がいまから待ち遠しいですね。
本日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。