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「岸田総理襲撃事件」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


明るい朝ですが、黄砂なのでしょうか、遠くの空は霞んでいます。
4月も後半になり、来週末からはゴールデンウィークに突入します。
今年は、コロナの影響もかなり落ち着いてきており
旅行を計画している人も多いようです。
今年はようやくゴールデンウィークらしくなりそうです。


1週間前、選挙応援のために和歌山を訪れていた岸田総理が襲われる
事件がおこりました。
昨年、安倍元総理が銃弾に倒れた記憶がまだ鮮明なこの時期に
今度は現職の日本の総理が襲撃されました。
平和な国・日本は、もう過去のことになってしまったのでしょうか。


日本は米国のような銃社会ではありません。
しかし、銃の規制はあったとしても、だれでも簡単にネットを通じて部品を買い
それを組み立て、銃らしきものや爆発物を作ることができます。
これは、もう銃社会と同じです。
今回の事件で、僕は強くそう感じました。


見ず知らずの一般人が、たまたまそこに居合わせた刃物を持った人に
刺される事件も後を絶ちません。
こんなニュースを聞くと、刃物を常備していることに衝撃を受けます。
護身のためなのか、いつでもチャンスがあればと思っているのか
想像さえできませんが、隣に座った人が、すれ違った人が、
ということも起こり得る社会になってしまいました。


日本は民主主義の国なので、自分の主義主張を発信することができます。
中国やロシア、北朝鮮のような権威主義国では
言いたくても、反対したくてもできません。
ただただ、言わることに従うしか安全に生きる道がありません。
少しでも自己主張すれば、すぐに拘束され自由が奪われます。
そんな国に比べると、民主主義国には言論の自由があります。
だから、手段を間違わなければ自分の主張をすることは可能です。
しかし、だからといって、自分の主張にみんなが賛同することは
必ずしもではありませんが。
多様な意見があり、それぞれが自分の考えを持ち、それを他人に伝え
共感を得、そして社会を変える取り組みができます。
考えが違ったとしても、そこから得られることも多々あり
協力しながら物事を進めていくことも民主主義のいいところであり
人の成長に大きく資すると言えます。


会社の中でも、権威主義的経営をしているところがあります。
自由に意見を発信できず、社長や上司の指示命令に従わないと
自分の立場が守られない会社です。
人は言われたことをやるよりも、思ったことや考えたことをやる方が
何倍も生産性が上がり、気持ちよく仕事ができます。
ということは、思うことや考えることが、会社の方針や方向性に沿っていることが
重要です。
だから、会社に目的やビジョン、価値観の共有が大事なのだと思います。
力で人を動かし、恐怖政治を敷く企業に未来はありません。
人の幸せはありません。
チームとは、組織とは、共通の目的を持った人の集まりです。
目的を共有できなければ、同じチームにいる必要はなく
共有できるチームを見つけることが建設的です。
もちろん、目的を共有する努力はチーム、個人の双方に必要ですが。


社会も会社も、いま問われていることは「何のために存在するのか」だと
改めて思います。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございます。
良い週末をお過ごしください。