お問い合わせ

まずはお気軽に
お問い合わせください
082-222-3191 AM 9:00~PM 5:00

ブログ

 
「ことばの重み」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


今日はいい天気になりました。
このところ雨が続いていたので、気持ちいい朝になりました。
例年よりも早い梅雨入りで、今年は梅雨の期間が長くなりそうですね。


そんな中、昨日は広範囲で大雨となり、交通網は混乱し多くの人に影響が及びました。
新幹線も止まるなど、週末ということもあり列車の中や駅で
足止めされる人が多かったようです。


一方、広島は午後から雨が上がり晴れ間が広がってきました。
そして、「とうかさん」というお祭りが4年ぶりに開催され
道路が歩行者天国になり露店が並ぶなど賑わいました。
広島では三大祭のひとつに数えられていて、
「ゆかたできん祭」(浴衣をきておいでという広島弁)とも呼ばれています。
なので、歩行者天国どおりは浴衣を着た人も多かったようです。


こうして、コロナも少しずつ記憶から薄れてきています。
毎日の感染者数も発表がなくなり、ニュースで報道されることもかなり減り
マスクを着用する人も少なくなってくると、人の注意は一気に低下します。
あれだけ日常生活に気を遣っていましたが、
その意識はかなり低下しているように思います。


こうやって人の意識や行動を扇動することができるなだと
改めて情報発信の威力を感じます。
会社でも組織風土というものがあります。
その会社特有の文化、雰囲気、空気感です。
自由闊達で風通しがよく、社員がのびのびとしている会社もあれば、
ピリピリと緊張が張り詰めている会社、
社員同士の会話はなく、閉塞感漂う会社など。


基本的に社内の雰囲気は、業績やマインド、そして仕事の面白さにつながると
僕は考えているので、
はじめていく会社では、社内がどんな雰囲気なのか、空気感なのかは
伸びる会社であるかどうかのバロメーターにしています。


そして、その会社風土は、「言葉」がつくると考えています。
日頃、どんな言葉が社内で発せられているのかです。
前向きな建設的な言葉が社長をはじめ社員から発せられていると
その会社は相対的に成長している会社です。
一方、後ろ向きな、人を否定するような言葉が多い会社は
人の心も荒んできて、上意下達の、一部の人が権力を振りかざし
社員たちは委縮して思考停止状態である場合が多いです。


だから、政治家やマスコミの責任は重いです。
その言葉によって、気持ちが扇動され、意識づけられる人が多いからです。
ミスリードしようと思えばできるので怖いです。
中国やロシアなど、好例です。
この国では、自分の自由な意見を発言すること自体が制限されているので
ただただ自分の身を守るためにコントロールされるしかないのかもしれませんが。


人を勇気づけたり、人を安心させたり、時には自分を鼓舞したりする
良い言葉をたくさん発信していくことが
より良き社会の形成につながります。
いつだって、人を傷つける言葉を意図的に発することはできます。
そして、その人の気持ちや考え方に影響を及ぼし得ます。
発した側はその一瞬ですが、言われた方は一瞬では済まないことも多々あります。
一人の発信者として、「言葉の重み」を大切にしていきたいと思います。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。