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- 「情報過多の世界」
おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
今日から3連休です。
今朝の広島はどんより曇っていますが、この数日中に梅雨が明けそうです。
毎年のことながら、今年もこの時期、大雨による被害が頻発しています。
北部九州、山陰、北陸と線状降水帯の針路にあたった地域では
「これまで経験したことないような」「50年に1回の」
豪雨に見舞われました。
気候の変化により自然の猛威をこの数年、何度となく目にし、耳にしてきました。
被災地の方々には、3連休もなく復旧活動に精一杯でしょうが、
どうか1日も早く安心して生活できる日が戻ることを祈っています。
週末の土曜日は、事務所でオフモードでブログを書いたり、
溜まった仕事を処理したり、あるいは未来の構想を描いたりする
僕にとってはとても大切な時間です。
ただ、最近は、仕事の処理が追い付かず
未来を構想する時間がほとんど持てていないことが残念なのですが。
その中で、結構時間を取られるのが、
メールのチェックです。
仕事のメールは毎日確認し、返信したり、対応をしますが、
（それでも最近はレスポンスが遅くなることが増えました）
情報収集のために配信されるメールはチェックが延び延びになってしまいます。
一応、毎晩、自宅に戻ってから落ち着いた時間にタブレットから仕事用のＰＣに
届くメールをチェックしますが、内容が濃いものは自分の脳に余裕がないと
後回しにします。特に夜は脳がかなり疲労しているので。
そういうメールが溜まり、だいたい週末にきれいに掃除をします。
情報化社会になり、欲しい情報がいつでもどこでもネットを通じて
得ることができます。
ただ、その弊害として情報過多になり思考が中途半端になり
ただ情報を得ることが目的になり、次に生かすことができなくなります。
つまり決定ができなくなりがちです。
思考の幅は広がり、また深めることもできますが、
大事なのはそれをどう生かすかです。
そこをうまく自分でコントロールしないと情報にコントロールされてしまい、
自分が何をしたいのか、だんだん分からなくなることも起こり得ます。
最近、僕もそうなってきているような気がして
けど、どこにどんなヒントや種があるかと思うと
容易に捨てることができません。
これは、僕の習慣そのもので、捨てることができず取っておくので
それがどんどんどんどん蓄積し、整理できない周辺環境を作ってしまいます。
おそらく、数年前の新聞記事を切りぬいたものや経済雑誌の切り取ったページが
山の下にはありますが、結局、それを見返す機会はほぼありません。
読んだ本も同様、捨てることができません。
この本とてもよかったから、いつかまた読むかもしれないと思ってしまいます。
整理整頓ができない典型的なパターンです。
まさに情報に支配されている状態かもしれません。
ただ、最近、少し考え方に変化が出てきました。
変えよう、と。
僕にとって土曜日の貴重な時間ですが、
整理する時間をあえて作り、その時間で少しずつ整理、つまり処分することを
実践しようと思います。
完了すると、僕のデスクは広々としてきます。
仕事の効率も上がるかもしれません。
1日24時間をもっと有効活用できるかもしれません。
そうなると、人生を得することになる、でしょうか。
そして、情報の遮断もある意味、必要なことかもしれませんね。
コンサルティングの仕事でも、企業の業務改善を行います。
自分では非効率であることに気づかず、自分がやりやすい慣れたやり方で
業務を行っている場合が多いです。
でも、第三者として客観的にみると、非常に効率が悪く、時には不必要なことまで
長年の習慣でやっている場合もあります。
仕事のやりたかを変えると、時間という利益が生み出され
極端にいうと、人生を豊かにすることにもつながります。
必要とされること、人の役に立つこと、自分の成長や充実のために
時間を使うことは大袈裟に言うとそこまでつながります。
情報過多により、本来の目的の「情報活かす力」が弱いことに
気づいたところで、まずは今日これから、1か所、実践します。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。