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「もうすぐ始まります。甲子園」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


ひどい暑さが続きますね。
広島はもうすでに気温30度になります。
週間天気予報を見ても、最高気温は35度、36度と
気が遠くなるような数字が並んでいます。
こんな状況ですが、8月はどうなるのでしょうか。


8月になると、甲子園が始まります。
現在、各地で地区予選が行われています。
来月には全国の代表が聖地・甲子園に集結して
熱戦が繰り広げられますが、熱中症対策も大切です。
広島県も今日が決勝戦ですが、
準々決勝から準決勝まで、
そして準決勝から決勝戦まで休養期間が2日、3日ほどあることに
はじめて気づきました。
怪我の回避、熱中症対策、万全の状態で迎えてほしいという主催側の配慮です。
これは、いいことですね。


以前は、甲子園の決勝まで行くチームのピッチャーは
連投が続き、投げた球数が何百球に達し、それが美談にように
報道されていました。
しかし、甲子園で活躍した選手がプロになって成績を残せないまま
引退する選手もたくさんいました。
よく言われていたのが、高校時代に肩を酷使し
そのためプロ選手になったときにはもう投げられない状態になるということです。


それが、いまでは一人の投手がすべての試合を投げ切るのではなく
各チーム複数の投手が分業で投げる体制を作っています。
記憶にあるのが、現在千葉ロッテマリーンズに所属し、WBCでも活躍した
佐々木朗希投手です。
大船渡高校の3年生の時、彼の快投で決勝まで進んできました。
しかし、すでに準決勝までにかなりの球数を投げていて
当時の監督が決勝戦では投手として投げさせませんでした。
これからプロとして活躍する将来ある選手を
ここで無理をさせて故障をしてしまったら、彼の人生に影響すると監督は考えました。
決勝ではチームは敗れました。
甲子園を目指して3年間やってきて、もう手の届くところまできているのに
苦渋の決断をした監督や高校には非難の声があがり、当時社会問題にまで
なりました。


しかし、その後、プロ入りした佐々木朗希投手は、日本人最高球速を記録し
また昨年は史上最年少での完全試合を演じるなど
文字通り日本を代表する投手になりました。


結果論なので、何が正解なのかは分かりませんが、
ただ、監督が佐々木投手の将来を大切にする気持ちは、本人はもちろん
第三者から見てもよく理解できます。
これまで何人もの投手が、プロで力を発揮できないまま引退する姿を
監督は見てきていたでしょうから、世間のバッシングも受けましたが
英断だったと思います。


純粋に無心に白球を追う姿は、毎回、感動を呼びます。
ひたむきに泥まみれになりながら、夢の舞台で躍動する高校生が
ことしも見られることを楽しみにしています。

ただ、この暑さです。
おそらく、甲子園にグランドの上はさらに厳しい暑さです。
暑さ対策もチームの勝敗に影響するかもしれませんね。
全国で続々と体表チームが決まっています。
もうすぐ開幕です。
万全の状態で夢の舞台に立ってほしいですね。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。