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「第二次岸田内閣発足」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


今日から3連休ですね。
月曜日の18日は、敬老の日です。
全人口に対する65歳以上の比率が29%、
100歳以上の高齢者は過去最高の9万2139人になるそうです。
2040年には、65歳以上の人口が全人口の35%になるという推計もあります。
その頃は、僕もその一人となっています。
一方、2040年の14歳以下の人口は全体の10%になります。
15年後の社会はどんな風景になっているのでしょう。


少子化は非常に大きな、国の未来に関わる重要テーマです。
第二次岸田内閣が発足しました。
発足後の日本経済新聞社とテレビ東京による緊急世論調査での内閣支持率は42%と
前回調査から変わりませんでした。
政治が国民から遠いところに行ってしまって久しいですが、
支持率よりも不支持率の方が高いというのもいかがなものかと思います。


もし自分が国会議員だったら。
もし自分が内閣総理大臣だったら。


あなたは何を行いますか?


経営ではマーケティングが重要です。
お客様が必要としていることを提供する、お客様が望む未来を実現する。
そのためにどんな商品やサービスを開発し、提供するかが企業活動です。
そして、自社においてお客様が誰であるか、そのお客様は何を必要としているかを
徹底的に知ることから始まります。


政治において、お客様とは言うまでもなく国民です。
では、いまの政治家は国民の声をどれだけ聞いているでしょうか。
岸田さんの強みは「聞く力」であると総理就任直後は注目されました。
とても大切なことであり、多くの国民も当初は期待を持っていました。
それが50%台の支持率の要因でした。
もちろん、国民の声を聞くだけで政治はできませんが、
言葉そのものは表面的なものであり、言葉の裏にどんな必要や要望があるのかを
追求することが大切です。
経営とまったく同じです。


政治家は選挙の時だけは、「国民の声を政治に、国会に届けます」なんて
フレーズを連呼します。
そのときだけは。


国会議員は国民の声を集め、それを分析、解析し、何を求めているのかを
見つけ、それに対する解決策を提示すれば
国民との距離は縮まるのではないかと思います。
「そんなことはもうやっている」という声が政治家から聞こえてきそうですが、
少なくとも国民からはそう見えていません。
このプロセスを丁寧に分かりやすく遂行していけば
道は拓けてくるのではないでしょうか。


政治に期待しない、国をあてにしていない。
こんなふうに多くの国民が思っているのは、ここに至った理由があるからです。
政治を信頼するにあたり、それを阻害する要因があまりに多すぎて
その障害物があるため真っすぐ信頼への道がつながらないのです。
阻害する要因、障害物が何であるかは、政治家の先生方がもっとも分かっているはずですが。


第二次岸田内閣は、「変化を力にする内閣」だそうです。
変化の激しい時代です。
先の見えない時代です。
これから起こる難局をどうやって乗り越えるか、そして明るい未来を創っていくかは
すべての国民の課題です。
自分のいま置かれた場所で、精一杯力を尽くし、前に進んでいく。
自分がコントロールできることに集中する。
政治が支えてくれたら、助かります。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
良い週末をお過ごしください。