お問い合わせ

まずはお気軽に
お問い合わせください
082-222-3191 AM 9:00~PM 5:00

ブログ

 
「日本は負けましたが・・・」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


週末の土曜日。
今日はいつもより少し遅い出勤となりました。
会社の来る途中、もうすでに赤い服を纏った人を数人見ました。
気合が入っています。
そうです。
今日から、プロ野球クライマックスシリーズ(CS)のファーストステージが
始まります。
カープは、このファーストステージを地元マツダスタジアムで迎えます。
5年ぶりのCSなので、気合が入っています。


さて、先週の日曜日にラグビーワールドカップのアルゼンチン戦が行われました。
残念ながら、日本は勝利できず予選リーグ敗退となりました。
しかし、すごい試合でした。
勝った方が決勝トーナメント進出だったので、両チームとも本気で
まさに死闘でした。
点を取られては取り返す追いかける展開でしたが、
世界ランキング上位国と互角の戦いをしました。
最終的には少し点差が開きましたが、途中まではいつでも逆転できる点差で
ワクワクしました。
日本は負けましたが、最高の試合でした。


ラグビーは15人が自分の役割を徹底的に遂行します。
倒されても倒されても、すぐに立ち上がり仲間をサポートにいきます。
大男にタックルするのは恐怖があります。
それでも自分の弱さを封印し、仲間のためにチームのために
ここは俺が止めなきゃ、と怖さを超えた気持ちの強さで必死に食らいつきます。
得点をあげるのは、だいたい足の速い選手や体の大きい選手ですが、
そこに至るまで、地道な仕事を積み重ねる献身的な黒子となる存在がいます。
また、今回、「柱」の存在もクローズアップされました。
先発する選手が、「俺たちには柱がいる。柱のために全力で戦おう」というような
コメントを何度も耳にしました。
「柱」とは、試合に出場できない選手のことで、自分は試合に出られなくても
試合当日まで次の対戦相手の仮想選手となり、自分を犠牲にして
先発選手たちの調整に身を捧げます。


当然、試合に出るためにメンバーに選ばれ現地に行く選手たちです。
しかし、当日試合に出るのはメンバーに限りがあり、そのメンバーに入れない
選手も多数います。
選手としては、自分がピッチで活躍するために行くのですが、
たとえ登録メンバーに選ばれなくても自分には役割があると
チームの勝利のために練習から本気で取り組みます。


勝負事は、勝者と敗者に分かれます。
全てのチームが勝利を目指しますが、勝つことだけがすべてではないことを
ラグビーから毎回教わります。
まさに「One for all、 All for one」です。
一人はみんなのために、みんなは一人のためにです。


仕事も一人では何事もなし得ません。
それぞれに役割があり、その役割を懸命に遂行することで
チームとしての目的を達成できます。
目立つ人はいつも同じで限られるかもしれませんが、
チームの誰一人が欠けても、目標や目的を達成することはできません。
これは自動車には部品が3万点あり、その1つでも欠けたら車が完成しないのと同じです。
だから、一人ひとりを尊重するところに、チームの尊さがあります。
チームが結束すれば、一人ではなし得ない大きなことが実現できます。


やっぱりラグビーはおもしろいです。
心を打たれます。
このチームのスローガン、「Our Team」を体現したと言えます。
4年後のワールドカップの出場権は今回獲得したので
次が楽しみです。
また過酷な練習が始まりますが、みんなが同じ目標と目的をもっているから
厳しいトレーニングにも耐え、超えていけるのだと思います。
目的、目標の共有がそれほど重要だということですね。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
昼からは、CSをテレビで観戦する予定です。
がんばれ!カープ。