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「自分のビジョンを持つことが大切」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


今日も広島は秋晴れです。
週末が穏やかな天気になると、気持ちが軽やかになります。
10月もあと数日で終わり、来週からは11月です。
最近、日にちの感覚も薄くなり、今日が何日なのかはカレンダーを
見て確認することが多いのですが、
11月の声を聞くと、今年も残りわずかだなと感じてきます。


さて、今週木曜日にプロ野球のドラフト会議が行われました。
カープは新井監督が抽選で当たりくじを引き当て
青山学院大学の常広投手の交渉権を獲得しました。
当たりを確認したときの新井監督の表情は、シーズンと全く変わらない姿で
やっぱり見ていて楽しいです。


今年もドラフト会議で72人が指名され、育成選手を含めると100人ほどが
プロの世界に足を踏み入れます。
最近のドラフト会議をみて思うのは、
指名された選手がスムーズに入団するということです。


以前のドラフト会議は、一時逆指名制度もあったり、
意中の球団とは違う球団が交渉権を得ると、入団を拒否したりする選手が
多かったです。
いまも一部には残っているかもしれませんが、上位指名者では
聞かないように思います。
ジャイアンツ以外は進学するとか社会人チームに入ると
ドラフト会議の前から公言する人も過去にはいました。
そして、実際に入団を拒否した人もすぐ数名は頭に浮かびます。


よく日本の就職活動を、就職ではなく就社だと言われました。
これも最近ではだいぶ薄くなってきたでしょうか。
どの会社に入るかよりも、会社に入って何をし、
自分がどんな将来ビジョンを描くかが重要です。
それは、長く社会人生活を送ってくると強く思います。
いい大学に入って、いい会社に就職するのが幸せな人生であるという
過去の遺物のようなものがいまも残っていますが、
現実はかなり違いますね。


会社に入る前と入ってからの印象は少なからず違います。
自分の思っていたのと違うという理由で早期退職する人もまだ多くいますが、
その人にとっては会社で何をするかよりも、どの会社に入るかが優先されるから
だと思います。
たとえ自分の思っていた会社ではなかったとしても、自分が何をやるか、目指すかは
変わらないはずですから。
(もちろん、仕事内容と事業内容がまったく異なっていたとなれば話は別ですが)
でも、自分のビジョンを描いて就職活動をすると
そのビジョンを実現できる会社を選ぶはずなので、
決して条件や会社のネームバリューで選択することはなく
ミスマッチも減ると思われます。


プロ野球でも同様なのでしょうか。
最近はどの球団に指名されても、プロ野球選手になる人がほとんどです。
球団に就職するのではなく、プロ野球選手になる、そして活躍し一流の選手を
目指すというビジョンをしっかり持っているということだろうと思います。
だから、どのチームに入っても、自分のやること、目指すことは変わらないと
考える人が増えているように思います。


彼らにしてみると就職活動ですが、一般の就職活動とはかなり違いますね。
プロ野球選手を目指して、ドラフト会議で指名がかからなかったら
改めて就活を始めるのでしょう。
社会人野球という道がありますが、自分の考えた人生とは大きく異なります。
でも、そこで終わりではなく、まだ道は続いていきます。
今回、横浜DeNAにドラフト1位で指名された度会隆輝という選手がいます。
彼は横浜高校時代、プロを目指していましたが残念ながら指名されず
社会人野球のENEOSに入団しました。
でも、そこであきらめず、力をつけ、今回、3球団が競合する中
晴れてプロ野球選手になるという夢を実現します。


誰もが自分の夢を実現できるわけではないかもしれませんが、
希望を持つことはできます。
道は一つではなく、たくさんの選択肢があります。
こう考えることができれば、チャンスも無限にあります。
あとはそれをつかむ準備をどれだけするかです。
自分もそうやって生きてきました。
時に目の前が真っ暗になることもありましたが、こうやっていま自分の居場所が
ここにあります。
きっと道は拓けてくるものです。
チャレンジすること、前に進むことをあきらめなければ。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。