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- 「迷走する岸田内閣」
おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
3連休の真ん中です。
いかがお過ごしですか?
昨日は、広島県の北部の方に家族で紅葉を見に出かけました。
気温は11月に入っても25度を超える夏日を記録するほどなので
少し早いかなと思っていましたが、
場所によっては赤、黄と色づいていました。
天気は秋晴れの雲一つない快晴だったので
ゆったりした気持ちで車の運転をできリフレッシュされました。
夜は、広島でも有名な公園があり、そこが冬になるとイルミネーションを始めます。
昨日はちょうどその点灯式があり、タイミングよくその瞬間を見ることができました。
すごいとは聞いていましたが、初めて行ってみて想像を超える華やかさでした。
70万個の電球を使ったイルミネーションだそうです。
来年の1月8日まで点灯しているそうなので、
県外の方でも機会があればぜひご覧になってください。
「備北イルミ」というイベントになるそうです。
さて、臨時国会がはじまっていますが、岸田内閣の、岸田総理の迷走ぶりは
目を覆いたくなりますね。
増税、減税がテーブルに並び、何を食べたらいいかさっぱり分からなくなります。
真逆のメニューなので、もしかしたらどっちかは毒が入っているのではないかと
疑念も出てきます。
防衛費、少子化対策において増税をはっきり口にしましたね。岸田さんは。
所得税と住民税を合わせて1人4万円の定額減税、総額5兆円。
経済効果がどれだけあるか?です。
4万円を配ったからといって、経済はどのくらい上向くでしょうか。
5兆円も使うのだったら、もっとリターンの見込める投資をしたほうが
良いというのはおそらく多くの経営者の考え方でしょう。
そもそもこれは経済対策なのか、生活支援なのか、物価高対策なのか
はたまた税収が増えたことへの還元なのか
その目的もいまいちはっきりしません。
還元であれば、そこに貢献した、つまり納税した人に対して行うのが
一般的だと思いますが。
岸田さんが総理になって2年になりますが、
いまだに岸田さんが掲げる「新しい資本主義」は分かりません。
なにが新しいのか。
成長一辺倒だったこれまでの資本主義ですが、
それに伴う弊害が生じてきているのは確かです。
資本主義は持続可能な社会の形成につながるのか、いま多くのひとが
自信を持てないでいます。
そこに登場した岸田さんは、時流を捉えて「新しい資本主義」と言ったのでしょう。
選挙に始まり選挙に終わる日本の政治家だったら、そこまででいいのでしょう。
国民はシラケますが、それが政治家だということも国民は分かっているので。
しかし、日本国の総理がそれでは失望です。
口ばっかりの総理が長く続き、次の総理は表情がなく国民の寄り添うこともなかったので
岸田さんに対する期待は小さくなかったはずです。
前例踏襲だったのかは分かりません。
耳障りの言いフレーズは思いついたのでしょうが、
まだ岸田さんが総理として「これをした」というのは、残念ながら思い当たりません。
奇しくもGDPが世界3位から4位に転落する間際のことです。
成長がすべてではない新たな旗を立てるのでは、と一瞬期待を抱きました。
しかし、一蹴されたような気分です。
受益と負担はいつの時代でも、時の政府がもっとも頭を悩ます問題でしょう。
仕方ありません。
経済成長ではなく、経済縮小のフェーズに日本は入っているのですから。
量ではなく、質を追求することが
これからの政治にも必要のように思います。
本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
よい週末を。