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- 「2023年の年の瀬に」
おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。
年の瀬が迫ってきましたね。
2023年も残り10日を切りました。
今日、12月23日は、少し前までは天皇誕生日で祝日でした。
上皇さまは本日90歳になられ、ニュースで映像が流れていましたが
お元気なようです。
上皇さま、上皇后さまを見ると、なぜか安心します。
さて、年末だというのに、世の中はがっかりするニュースが多いですね。
自民党安倍派と二階派が、今週、東京地検の強制捜査を受けました。
政治資金問題で多額の現金が裏金として流用されていた疑いがもたれています。
国民からすると、多くの人が言っているように
「なぜ政治家だけ」という疑問と大きな憤りを覚えます。
ことし10月からインボイス制度が始まり、国は1円たりとも税金の徴収逃れを
させないという意思の表れですが、
そのまえに「まず隗より始めよ」ですね。
今年は安倍政治の膿が出て、来年は安倍政治の戦後処理、
そんな政治状況になりそうです。
それにしても「ひどい有様」です。
政治家だけ特別に認められる制度を岸田さんが一掃できるかどうかが
岸田内閣存続の命運を握っているといっても過言ではないでしょう。
これまで何度も何度も、政治資金規正法の抜け穴、形骸化は指摘され
事件になり、国民からバッシングを受けてきましたが、
表面だけを部分修正するだけの対応しかせず、国民を愚弄してきたツケが
一気に回ってきた。そして安倍派のような政治家を生んでしまったのでは
ないでしょうか。
企業や個人であれば、一発アウト、即退場です。
またこれで、抜本的なメスを入れず時間の経過とともに事態が収まるのを
待つような対応だと、国民の信頼はおそらくこの先未来永劫得ることはないでしょう。
こちらもひどい事件です。
ダイハツが新車の安全性を確認する試験で多くの不正があったことが見つかり、
国土交通省が立ち入り検査に入りました。
「メイドインジャパン」は地に落ちました。
日本製の商品は、品質が優れていて故障がなく、安心だという神話は
もう過去の話であり、いや、そもそもそんなものはなく
誰かが仕掛けた寓話だったのではないかとさえ思える
ここ数年で発覚する日本メーカーの不正のオンパレードです。
売上、利益のためなら何をしてもいい、という風潮があまりにも広がりすぎています。
大企業に限らず、中小企業でも、拝金主義で志もなく、社会をよくしようという
気概もなく、ただただ自分だけが良い思いをすればよいという醜い人種が
多くなっているように感じます。
日本には「近江商人の三方よし」や稲盛和夫さんが説いていた「利他の心」など
私たちが手本とすべき指針があるのですが。残念です。
年末になってもこうした明るくない話題が多い2023年ですが、
ことしの大谷翔平選手の活躍のようなワクワクすることがたくさんある
2024年であってほしいですね。
来年はオリンピックイヤーです。
スポーツに一喜一憂する機会も多くなるかもしれません。
経済はどうでしょう。
インバウンドの本格回復により、観光地は外国人に賑わうでしょう。
活気が出てくる半面、オーバーツーリズムの問題も浮上しそうです。
日銀のマイナス金利政策はどうやら解除しそうです。
そうなると経済にどう影響するかは、大きな注目点です。
アメリカでは大統領選が行われます。
共和、民主両党ともあまりにもベテラン過ぎる候補者が党代表に選ばれ
両者の戦いになりそうですが、そうもどうしょうか。
いろんなことが来年も起こるでしょうが、
わたしたちは自分の足元を照らすことを積み重ねていきましょう。
そしたらその光で周りの人を照らすことができ
明るい未来になっていきます。
未来はわたしたちで変えていきましょう。
さて、今年最後のブログになります。
一年間、拙いブログにお付き合いいただき
ありがとうございました。
皆さんがのこり1週間余りを無事に過ごされ新年を迎えられることを祈り、
また来年が素晴らしい一年になることを願っております。
それでは佳いお年を！