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「幸せな未来を」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


3月に入ったのに、気温は低いままで
昨日東京では雪が降りました。
週末の広島は晴れ間が広がる予報ですが、
いまところ曇っていて、空を見るとまだ寒さが続きそうな気配です。


さて、日経平均株価は今週月曜日に4万円を突破しました。
投資家はほくほくで顔が緩んでいることでしょう。
しかし、皆さんご存知のとおり、日本人の金融資産は2000兆円を超えるほど
多額に上りますが、
その半分は現預金での保有です。
株式、投資信託などの投資は、全体の20%にも満たないのが現状です。
しかもその金融資産保有者は半分以上が65歳以上の方です。
だから、現役世代の若い方々には
どこか異国の話に聞こえるかもしれません。


ただ、今年新NISA制度が始まり、
こちらは口座開設者数が非常に好調のようです。
だから、以前に比べると投資活動をする人が増えていると思われます。


「老後2000万円」というワードが突然社会に知れ渡ったのが
数年前のことです。
実際に仕事を辞めてから老後生活の経済状況をシュミレーションすると
2000万円という数字の現実感が出てきて、
むしろ2000万円では足りないと感じる人も多いかもしれません。
当時の財務大臣兼金融担当大臣の麻生太郎さんは、
この数字が唐突に出てきたことに怒っていたように記憶していますが、
ひとつの指標として老後を考えるきっかけになったと個人的に考えています。
僕もひそかに先月誕生日を迎えましたが、
50歳を過ぎると人生を逆算してこれからのことを考えることが
随分と増えてきました。


僕が若い時によく言われていましたが、
「若いっていいね」と。
そのときは定型語ぐらいにしか思っていませんでしたが、
その意味が分かる年齢になってきました。
「いまの感覚を若い時にもっていたら、もっといろんなことができたのに」
これが「若いっていいね」の背後にある思いだろうと。
でも、いろんな経験を積み重ねてきたからこそ、いまの感覚や思考があるのであって
若い時にはそれは持ち合わせないので
現実的には存在しないのですが、ただ気持ちは分かります。


僕も若い時は投資なんて、考えたことも、いや聞いたことさえなかったかもしれません。
この数日ニュースを見ていると、中学生や高校生が株式投資を始めていると
出ています。
これには驚きですが、時代が変わり、人の興味関心事も変化する中で
いまは、そういう時代なんでしょう。
それはそうです。
僕が子供のころ、メジャーリーグで日本人選手が活躍し、ホームラン王をとるとか
二刀流選手が生まれるなんて想像もできなかったですからね。


そう考えると、人類は常に進化成長していますし、
これからの未来なんてどんなことが起こるか分かりませんね。
宇宙旅行が当たり前になり、月で生活する人類も出てくるかもしれません。
そんな未来を創ろうと日々チャレンジしている人もいれば、
今日一日をどう生きるかと切迫している人もいます。


明後日は東日本大震災から丸13年になります。
死者数は1万5000人を超え、そして13年たったいまも行方不明になっている方が
2520人いらっしゃるそうです。
ことし元旦には能登半島で地震が発生し、避難所生活を強いられている人が
まだ1万人以上います。
そしていままた、千葉県では地震が断続的に発生しているそうです。


未来がどう変わるかワクワクする一方で、
何がいつ起こってもおかしくない地質学上の問題や地政学上の問題と
隣り合わせにいるのも現実です。
ただただ幸せに日常を送れることに感謝し、それが続くことを願うばかりです。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
良い週末を。