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「定額減税に疑問」


おはようございます。
エム・アイ・シー・コンサルティングの神宮です。


無事に週末を迎えることができ、ほっとしています。
1週間仕事をすると、心身共にへとへとになりますね。
だから、土曜日のこの時間が疲労した心を休める貴重な時間です。


さて、1週間もあると事件事故を含め、世間では多くの動きがあります。
個々もそうですが、ただ他人の1週間を知ることはありません。
僕らはニュースや新聞などの報道で知ること以外は
社会で何が起こっているかを知る手段がありません。
だから、目や耳に入ってくる情報には限られていますが、
関心をいただきます。


6月に入り、岸田総理肝いりの定額減税がはじまります。
もうニュース等でいろんな話を聞いているでしょうが、
何のために行う肝いり政策なのか、いまだにわからず疑問だらけです。


定額減税とは、一人当たり所得税から3万円、住民税から1万円を差し引く
制度です。
でも、減税なのか、給付なのか、そもそもそこから分かりません。
3月下旬に決まった制度にもかかわらず、わずか2か月後に実施するため
それは混乱します。
直前になって、新たなルールがどんどん出てくるわけですから。


各企業の事務担当者の負担など、まったく考慮されておらず、
挙句の果てには、労働基準法違反に当たるなどと、政府の重要ポストにある
官房長官が脅しのような物騒な言葉を使います。
法律違反と聞けば、一般庶民は戦々恐々とするのです。
それを逆手に取り、これこそハラスメントではないでしょうか。


この数日で、制度の詳細が分かってきていますが、
知れば知るほど、おかしな政策です。
減税であれば、そもそも税金を納めていない人は対象外。
にもかかわらず、税金を払っていない人ももらえるということは、
一律給付にすればよかったのに。
所得税なんてどうせ年末調整で最終税額が決まり、年の途中で所得税の控除が
多くても少なくても関係ないから、年末調整時にやれば簡単で楽なのに。
減税額に満たない人は、現金給付になるそうですが、またこの現金給付が
あべこべなルールになっていて、1円以上は1万円に切り上げられるため
結果的に所得税一人3万円以上になる人も出てくるとか。
また、定額減税でこの6月から一時的に税金が引かれなくても、
人によっては年末調整時に税金を徴収されるケースもあると聞きます。
まったくもって、意味の分からない減税です。


あれだけマイナンバーカードをつくらせて、デジタル庁も新設して
いよいよその効果を出せるときがきたので、一律現金給付すれば
そもそもよかったのでは、ですね。
でも政府には現金がないので、給付はできない。
じゃ、これから徴収する税金を原資にして、減税。
何とも安易な政策です。


国は安全保障から経済政策、税金、社会保障と多岐にわたって
国の政策を決めて実行します。
しかし、政治家たちがその分野を分かっているとは思いません。
まったく現場のこと、国民の生活のことが分かっていないと思うことが
度々あります。
今回の減税は、会社の事務手続きを分かっている人がいれば
こんなルールにはしないはずです。
どれだけ事務負担が増えるか、しかも国は生産性向上を謳いながら
余計な仕事を増やすのです。
簡単にできると考えているとしか思えません。
定額減税を強いられたことで、その準備と実行にどれだけの時間を取られるか、
そして、そこに時間を取られるということは通常やるべき業務ができない
ということです。
そこを埋めるために、どれだけの労力と費用がかかるかなんて
分からないでしょう。世間知らずの二世三世のセンセイたちには。


だいたい自分のお金すらも管理できないひとたちです。
透明にすることもできなければ、把握もしていない人たちです。
企業や家計でそんなことしていたら、破綻します。


穏やかな気持ちで土曜日のこの時間を過ごしたいのですが、
思わずこの1週間の憤りをぶつけてしまいました。
失礼しました。
戦闘モードはここまでにして、ここからはモードチェンジして
しっかり心の羽を休めたいと思います。


本日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
良い週末を!